【動画】崎山蒼志『潜水』の動画まとめ/曲について本人が語ったこととは…

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「潜水」という曲

作詞・作曲 崎山蒼志

崎山君が中2の夏頃に作った曲だそうです。
1人弾き語り、バンド、そして別の方が編曲したバージョン、
色々な潜水があります。いくつか動画などを集めてみました。

歌詞:https://www.uta-net.com/movie/275741/

動画の音量にバラつきがあるので注意してくださいね!

動画まとめ(時系列)

【必聴】 2017年10月 SoundCloud

まず、同世代の3ピースバンドKIDAでレコーディングしたもの。
2017年10月にSoundCloudにアップロードされました。
当時中3で、声も少年ぽい。ですがすでに独自の世界観を確立しています…!

音量注意!!!

2017年10月 やらまいかミュージックフェスティバル

さっきのと同じ月に投稿されたもの。「巻き舌」多めでいい感じ。

音量注意

2017/10/9 遠州webTV 香りの公園祭り

@静岡県磐田市
こちらは地元の無料イベントという感じですね。
この時もまだ、名前が売れるきっかけの番組「日村がゆく」(2018)の前年です。

感情が爆発したようなバンドVerとまったく違って、アンニュイとした感じ。哀愁と透明感のある潜水。小説を読んでいるかのような心地になりました。

もう息をするのも忘れて 闇の踊る方へ
もう息をするのも忘れて 最後の夢を最後の夢を見よう
千切れるほど抱いた不平不満を 愛している
数えきれないほど拾った 不幸と共に

天才ですわ…

2018/5/13 Enshu Sounds

@静岡 森町文化会館 (Enshu Sounds Vol.1)
弾き語り、50秒ほどの動画をTwitterより。

【必聴】2018/7/1 活動休止前ライブ

@Roxy Shizuoka
KIDAの、活動休止前ラストライブで披露されたのがこちら。
刺々しさを感じるワイルドな潜水。
感情が爆発したようなアウトロの激しさがロックって感じで好き。

高校生になり、声変わり途中なのか。
喉から絞り出すように出している声の不安定さが、とても胸に刺さる。癖になる歌声です。

2019/8/17 RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO

@北海道・石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ

2019/9/20 潜水(with君島大空)

「潜水(with君島大空)」が待望の配信開始。
同時に公式MV公開。

編曲は以前から交流のあった君島大空が担当。
2019年5月開催の「CROSSING CARNIVAL」で君島さんと共演したことがきっかけで、この共作が実現したとか。ドラムには石若駿を迎えています。

多重の音が複雑に絡み合う、浮遊感のあるサウンド…
エフェクターやノイズを多様したギターの響き。シューゲイザーサウンドとして生まれ変わった潜水です。

耽美な雰囲気がなんとも色っぽい。

こちら、MV公開日の深夜に放送された、
TOKYO MXドラマ「おやすみ、また向こう岸で」
(山中瑤子監督)の主題歌にもなりました。

2023/10/19 3rd Album Rerease TOUR

@SHIBUYA CLUB QUATTRO

★崎山くんが「潜水」を語る

崎山蒼志

「普段、曲を書くときは俯瞰している感じが多いなって自分で思っているんですけど、“潜水”に関しては、自分がすごく感情的になっている歌だなって思います。」

「本当に、ひとりの曲 っていう感じがします。」

どうしてこういった曲ができたのか?

崎山蒼志 
「思い当たることはあるんですけど、言いづらいです。ちゃんと言葉にできない気がします。」

君島大空
「だからこそ、この曲を聴いている間は、そこに”伏せられているもの”を、すごく感じられるんだと思う。」

引用:CINRA.NET 2019/11/6

個人的な感想

歌詞からして、海に身を投げる話のようです。失敗(未遂)に終わるとはいえ。

しかしその過程の描写が 美しく幻想的。

窒息 入水 潜水 夏の影 走馬灯

→サビ前のこの歌詞。

海に身を投げてから意識が遠のくまでの状況変化を、単語を列挙するかたちで描写しているのだと思うのですが。不思議と不気味に美しさを感じます。

ちぎれるほど抱いた不平不満
愛している 愛しているの
数えきれないほど拾った不幸と共に

→はい。そしてサビはこちらの歌詞ですね。

不平不満に対して、普通の人なら「受容」とか「反抗」といったような反応になると思うんだけど・・・崎山君は中学生の時点で「(不平不満を)愛しているという境地に至ったのが驚きでした。

このように、(表現力だけではなく)思想やものの考え方からして もう普通の人と感覚が違っているんですよね。これがアーティストか…

取り留めもなく感じたこと、解釈を書いてしまい申し訳ないのですが、とにかくこの曲を非常に愛しております! 以上、独り言でした。



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