崎山蒼志が好きな本・漫画

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photo by 60MAG https://mag.sixty-percent.com/archives/21086

独自の世界観を持つ崎山くん。
ギターの腕のみならず「歌詞」のセンスにも注目されていますね。彼の歌詞を追っていると、その世界観に引き込まれ、小説や詩を読んでいるような感覚になります。

崎山くん
本はすごい好き。特に中村文則さんの文体に強く影響されていると思います。文学、漫画も好きですけど、絵本も好き。

…と、やはり本好きなようで。
そんな崎山くんがおすすめしていた作品を集めてみました

小説

石沢麻依『貝に続く場所にて』

第165芥川賞受賞および第64回群像新人文学賞受賞のデビュー作

崎山くん
こんなにも独特な世界観や文体の本に出会ったのは初めてだったので、本屋で冒頭を読んだ瞬間、一気に惹かれてしまいました。僕自身、歌詞を書く時も感覚的なものを大事にするので、パジャマのことを“夜の皮膚”と喩えたり、プールに入った後の帰り道の感覚や、身体に残るもの、温度などの比喩表現が、ここまで文章にできることに感動したんです。
2021/10/4Web記事より

中村文則『銃』

崎山くんが「文体に強く影響を受けている」と言うのがこの作家さん。この作品が映画化されたときには、映画公式Twitterにて、崎山くんの感想コメント(下記)が掲載されました。

崎山くん
衝撃的でした。飲み込まれました。 光の明暗、ふるえ、表情、狂気、より鮮明になっていく緊張、美しく危うい描写、静寂、いつしか釘づけになっている自分がいました。 自我の隅から隅までこの作品を愛しています。
Tweet @GunMovie より

<作品紹介文>
「次は…人間を撃ちたいと思っているんでしょ?」

雨が降りしきる河原で大学生の西川が<出会った>動かなくなっていた男、その傍らに落ちていた黒い物体。圧倒的な美しさと存在感を持つ「銃」に魅せられた彼はやがて、「私はいつか拳銃を撃つ」という確信を持つようになるのだが……。TVで流れる事件のニュース、突然の刑事の訪問――次第に追いつめられて行く中、西川が下した決断とは?

「衝撃でした。より一層、僕が文学を好きになる契機になった小説」(又吉直樹氏)
「孤独は向かってくるのではない 帰ってくるのだ」(綾野剛氏)

他、絶賛の声続々! 新潮新人賞を受賞した、中村文則、衝撃のデビュー作。ベストセラー&大江賞受賞作『掏摸(スリ)』の原点がここに! *単行本未収録小説「火」を併録。
引用: Amazon

又吉直樹『劇場』

お笑い芸人ピースの又吉さんが、芥川賞受賞の「火花」よりも前に着手した小説。2017年年5月刊行の単行本は、33万部を超えるベストセラー。作品に関する特設HPは👉こちら

さらに、映画化も。主演に山﨑賢人、ヒロインは松岡茉優です。

高校卒業後、大阪から上京し劇団を旗揚げした永田と、大学生の沙希。それぞれ夢を抱いてやってきた東京で出会った。公演は酷評の嵐で劇団員にも見放され、ままならない日々を送る永田にとって、自分の才能を一心に信じてくれる、沙希の笑顔だけが救いだった──。

村田沙耶香『地球星人』

崎山くん
先日、村田沙耶香さんの「地球星人」を読み終わった。えらい衝撃的だった。「常識」などからは完全に逸脱していた。正直目を覆いたくなるような描写もあったけど、本当に面白かった。おすすめです。
Twitter @soushiclub 2018/10/29

恩田陸『夜のピクニック』

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。
それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。
引用:Amazon

吉田修一『怒り』

実際に起こった事件をきっかけとして執筆された小説。2016年に映画化されており、主演は渡辺謙、ほかキャストも豪華です。(森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すずetc…)

若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。犯人は山神一也、二十七歳と判明するが、その行方は杳として知れず捜査は難航していた。そして事件から一年後の夏―。房総の港町で働く槇洋平・愛子親子、大手企業に勤めるゲイの藤田優馬、沖縄の離島で母と暮らす小宮山泉の前に、身元不詳の三人の男が現れた。
引用:Amazon(BOOKデータベース)

太宰治『人間失格』

「恥の多い生涯を送って来ました」。
そんな身もふたもない告白から男の手記は始まる。男は自分を偽り、ひとを欺き、取り返しようのない過ちを犯し、「失格」の判定を自らにくだす。でも、男が不在になると、彼を懐かしんで、ある女性は語るのだ。「とても素直で、よく気がきいて(中略)神様みたいないい子でした」と。ひとがひととして、ひとと生きる意味を問う、太宰治、捨て身の問題作。
引用:Amazon

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マンガ

松本大洋『鉄コン筋クリート』・『ZERO』

大友克洋『AKIRA』

もし崎山君が「あらすじ」を書いたら



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