崎山蒼志さんの「曲作り」についての情報を集めています。
声だけではなく、メロディ・歌詞・コードにおいても独特な世界観をもっている彼。何が創作のネタになって、 どんな風に曲ができるのでしょうか?
はじめて作った曲
音楽教室の先生に勧められて
崎山くんは小4ごろから、 ニンテンドー3DSのレコーダー機能を使って作曲をしていました。そして小6ごろ、当時通っていたギター教室の先生の勧めで、詩も含めてきちんと作曲してみることになったそうです。
その曲が「今、今、今」 という曲です。
「キャッチーな感じをと思って作った」とラジオで話していました。K-mixというオーディション参加時に演奏した曲で、Youtubeに動画があります! コチラ↓
どのようにして曲を作る?
印象的な部分以外はコードから作ったりもしますが、最初はメロディーと歌詞しか鳴っていないことが多いですね。
引用:2019「並む踊り」リリース記念moraインタビュー
よく、コード進行が「独特」「変態的(に素晴らしい)」と褒められる崎山くんですが、コードは後付けのことが多かったんですね。考えてみたらライブによってコードが変わりまくってるので、コードはその時の感覚でいくらでも出てくるんでしょう…!
歌詞はどこから?
作品ではどういったことを描いているのでしょうか?
中2のとき、地元のラジオ番組にゲスト出演した際はこのように話しています。
オブラートに包むようにして書いている。
心の中の憂鬱や・・・
いろんな人にガっというのが苦手なのでそういう感情とか 。
思春期ならではなのか、暗い感情を表現することがあったようですね。それが色濃く歌詞に表れていて、人気な曲といえば「アンデレーション」でしょうか。
『友達にもらった言葉のナイフを…』という印象的な歌詞で始まり、サビでは『願いが願いのまま終わるなんて嫌だなぁ。でも僕はそれを感じながら生きていくんだろう。』と、なかなか陰鬱とした感じです。(動画は当時中3)
高2の時に受けたインタビューでは、次のように話しています。
言葉やメロディーにしていく。
心の中から湧き上がってくる感覚を「もっと近い言葉で言えないかな……」と追うようにして書くことが多くて。
表現者といった感じ…!
できた曲を初めて家で歌っている時が超楽しい。
イエー!って(笑)。めっちゃ自分らしくいられています。
インスピレーションの源
曲作りにおいては、絵本・自然の風景・アートなどからインスパイアされることがあるそうです。
コメント引用:Numero.jp
家族の感想は?
崎山くんは、インタビューなどで結構頻繁に家族のことについて話してくれます。特に、お母さんが「すごいね!」と褒めてくれることがモチベーションのひとつであったと。曲ができたら、一番に聞かせていたそうです。
引用:2019年 崎山蒼志が、外に出て初めて気づいたこと 大好きな両親や友達の話
そこで初めて『詞も書いてみよう』って。
そのときは先生から“お母さんへの感謝”ってテーマを課せられていたので、今はもう恥ずかしくて聴き直せないんですけど…(笑)」